blog

2019年5月休業日

 

5月の休業日予定です。

 

引き取り、納車、車検持ち込み、その他不在になる場合がありますのでご来店の際はあらかじめご連絡ください。

尚、お仕事が水曜日定休でご来店が難しい方は臨時営業にて柔軟に対応させていただきますのでご相談下さい。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

250TR DFI Chopper

フルカスタムのご依頼です。250TRのインジェクション車。 すでにノーマルではありません。まずは全バラです。

フロント回りと普段扱いなれていないFIをどう処理するか?がこの車両のキモだと勝手に考えました。

まぁ車両を見てみないとよくわからないので配線やら、燃料システムやらを確認しながら分解していきます。

配線が予想以上に多くていきなり頭を抱えてます(笑)

 

同時進行で足まわりの準備を。

はいそのF回り。今回はオーナー様の希望でFロングにします。

250TR用のFフォークをロングにするキットがあるらしいのですが、それじゃ面白くないので、オフ車のF回りをごっそり使用しちゃおうかといろいろ考え中。

リムはアルミリムをポリッシュ。

サラッと1本につき丸一日作業。

ベアリングは交換です。

 

ハブとリムの一部をブラックペイント。おしゃれだと思います。写真がぼけてますが。

フレームは定番のガゼット除去とシートレール加工。

一旦仮で組んで確認。地味な作業が続いてましたがここまでくると一気にテンション上がる⤴

マグネトーと始動性

xlch 始動性が悪く最終的にはエンジンがかからなくなってしまいました。

圧縮を確認したらフロントが低い。プッシュロッドが張り過ぎのようですね。ここも定期的に調整が必要です。

それでもエンジンかからず、リクエストのタイミングホールもヘリサート修理しつつ、タイミングを確認。

点火タイミングが極端にずれていました。おそらくマグネトーを脱着した際にズレたものだと思われます。

マグの取り付けは切り欠きではなく、六角の差し込みなので間違えるとズレてしまいます。タイミングを合わせつつ、マグの向きも合わせつつな感じで結構面倒なので、メンテナンスをするときはキャブ側を外してマグは付けたままをオススメします。

そしてさらなる始動性向上のためカバーに加工。

 

はいっ、遅角レバーの取り付けです。さらにアジャスターもワンオフ製作して進角位置を調整できる仕様にしました。

かなり面倒でしたが(笑)後々の調整が楽です。マグネトー本体をグリグリしてるとベースのネジが緩んだりしますがこれで解決♪

 

キックの感じも気持ち悪いのでクラッチ点検。

スチールプレートは摩擦up加工

ディスク交換。構造上どうしてもオイルが侵入しやすいアイアンのクラッチ。やれることはやって、調整もシビアにと思ったら調整がうまくいかん。

クラッチレバー折れてました。折れてるのは稀ですが、アイアンに限らず、ショベルなどはここの穴が楕円に広がってしまってる車両をよく見ます。

クラッチの調整がうまくいかない時はネジ何回転とかディスクの種類やスプリングうんぬんの前に基本的なところが問題ないか確認してください。

楕円に広がっていれば、その分引きしろが減るので正規の調整は出来なくなります。(フットクラッチは引きしろがおおきいのでこのトラブルとは無縁)

 

 

 

マグネトーの遅角レバーを取り付けました。その説明動画です。

フル進角固定だと一般の方には始動が困難ですね。動画のように簡単に進角を遅らせることが出来るので乗るのが楽しくなりますね♪

あと試乗をして問題なければ完成です。

FLH エンジンOH ラスト

ちょっと時間あいてしまいましたがFLH続きです。

プライマリーをばらしたついでにリクエストのミッションオイル漏れ修理。サンダンスシールを選択。

 

この段階でオイルを回してクランクへの潤滑を確認

 

そしてシリンダーを組み込んだ段階で正確な上死点を調べることが出来るのでここでカムタイミングを確認しておきます。

 

ちょっと説明は省きますがこの方法が一番正確な判断が出来ると思います。細かい話はまたの機会にでも。

 

タイミングがズレていた場合ははカムギヤを外して入れ直し。

このカムは合格でした。組み上げたあとで悩むより、すべて不安要素を取り除いてから組み上げ。

キャブ調整、点火時期、いろいろやってもクシャミやエンストが直らない。。。なんて人はカムタイミングを疑ってみましょう。

 

工具を製作してケースをグリグリ気づ付けないようにシール交換。

 

セルオンリー、ハイカム仕様なので、バッテリーの充電がとても大事。32Aにアップデート(エボと同じになります)

項目がとても多いので要点に絞って一気にいきます。

クラッチナットのシールは面一が正解ではありません。今回はシャフトのコンディションの良い場所を狙って奥に押し込んでます。

シャフトの先端が細いのでシールが当たらないと漏れます。

シールを二個入れる技があるみたいですが、外側のシールがシャフトに当たってないと一個が無駄になります。よく確認して入れましょう。

口うるさく話しているアース不良のこれはレギュレーターの場合の予防策。

ガバナがオイルレスのカラカラで組まれていることも多いですね。すぐガタガタになります。摺動部分なので潤滑お願いします。

大事なブレーキ部分のネジは面倒でも割りピン仕様にして物理的に緩まないように。

パット鳴きが酷いので溝&テーパー加工。

試乗中にスローアウトベアリング焼き付き(泣)

納車前で良かった。。。試乗の重要さを再確認。

 

ショベルでも前期タイプの傘車を取り付けてる車両を多くみますが、このタイプのスローアウトベアリング自体が壊れやすいものという話ではありません。要点をしっかり押さえて組めば良いものだと思います。

よくあるのはクリップが外れてバラバラになる不具合。爪とのクリアランスを調整してください。

爪の高さはワッシャーで調整して傘車のセンターに行くように。

それでもギリギリな場合は爪をテーパーに逃がし加工を入れておきます。

と、まぁいろいろ面倒なので前期タイプを選ぶってのも納得ですね。

何日かに分けて合計150キロほど走行しました。冷えたり暖まったりを繰り返してヘッドボルトは若干緩むのでトルクチェック。

スペースの問題でアダプターをストレートで仕様するときはトルク値を計算し直してトルクレンチを設定します。

大変お待たせいたしました。また、車体回り細かい部分のご依頼お待ちしております。

ありがとうございました!

 

FLH エンジンOH その3

FLHエンジン続き。奇麗になり過ぎないようにポリ。作業時間や部品待ちの関係であっちやったりこっちやったりしてます。

バルブ新品、相性の良い材質でガイド製作。現代の自動車と同じ仕様のオイルシールを取り付け、ロングライフを目指します。

カムのデータからバルブリフト量と照らし合わせて、ハイカムチェック

シートカット、当たりもバッチリです。

ねじというネジすべて清掃、トルク管理を正確にするためです。

ロッカースタッドは自作のホルダーで

戻りまして腰下に。

ギアラッシュ確認してカム回り仮組してエンドプレイ等確認

 

ソリッドタペットは音が出やすいので細工します。

 

これも前作業者のやり忘れ。ソリッドタペットにオイル圧は必要ないです。オイルがもったいないので

オイルホールを埋めます。

ボルトインのハイカムだったとしても確認は欠かしません。カムの動きが良くわかりますね。場合によってはタペットブロックの加工を行います。

片方ずつ仮組してチェックしてから本組です。

その間にボーリングが仕上がったシリンダーの測定、答え合わせ。信頼している内燃機屋さんですが、自分の目で確認しないと気が済まないのです。

リング合口隙間確認。

マニュアルには載っていませんが

オイルリングは潰すと必ず同じ方向に反る向きがあるので、山になる方をエキスパンダー側に

エキスパンダーは合口を上方になるように僕は組みます。

ピストンはポッチがあるのをカム側とか言ったりしますが、「なぜピストンに向きがあるのか」知っていれば悩むことも間違えて組むこともないです。

 

もちろん合口を各方向に揃えて準備おけー♪

ですがクランクのオイルの回りを確認したいのでここまでにしておきます。

少々説明が易しくなくて初心者の方には?かもですね汗

ですがこの辺の作業をご自身でされることもほぼないと思うので参考までに。

ページの上へ