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「こんなもんですよ」に要注意

奇麗なショールーム ピカピカに仕上がった車両。

「これ一台で売れたらないですよ」巧なセールストークで判断能力を鈍らせ、売ってしまえば関係ございません。あれこれ言い訳してオーナー様が疲れてしまえば逃げ切り成功。

個人売買もそうですが、専門ショップとなるとその見極めは非常に難しいですね。購入の際は信頼できるご友人からの紹介がベストと思います。

残念ながらこのような不親切どころか詐欺まがいなケースが後を絶たず、最近さらに多いので非常に憤りを感じています。おかげさまで当店も開店当初から販売も力を入れていこうと考えていたのですが、販売車両に全く手がつきません(笑)

 

フルレストアで納車後、ミッションオイル漏れから始まり、白煙からのエンジンやり直し、他店にて修理、ようやく乗れるようになってきましたが、謎のエンストや異音、細かい気になるとこ沢山で当店に入庫です。一つ一つ改善していきます。はぁぁ。。。

 

車重があり、キック等で酷使されるスタンドはとっても重要な部分。車両ごとに個体差が大きいので市販パーツで対応しきれません。一台ずつ調整していきます。

締め付けは一工夫 ←過去エボリジのところで詳細説明あり

 

 

 

 

案の定、ガバナウエイトはノーグリス組付けですでにガタガタ

強化タイプを使用しました。

新品でも必ずバラシてオイルアップ!さらにスプリングを変更。

このスプリングの強さがアイドリングの安定やふけ上がりを左右するので、キャブのセッティング並に重要なガバナスプリングのセッティング。

というか、キャブのセッティングというと当店ではここもセットで調整します。ガバナがダメなのにキャブだけいじくってもよくなろうはずがありません。

ちなみにこれだけ点火時期が遅らせてありました。ハンドルへの振動がすごく、加速は400ccに負けそうな感じ、三拍子?アイドリングが僕には「苦しい苦しい」に聞こえましたよ。

 

調整し直してプラグの焼けも正常に。

 

さらに、エンジンの間にガソリンホースを通す場合、熱対策が必要です。エンジンの熱でホース内のガソリンの温度が上がり、キャブ内でボコボコ沸騰(パーコレーションといいます)してキャブからうまくガソリンが噴射されなくなるので、不調、エンストの原因となります。

ガソリンホースの取り回しを変えたら調子よくなった!エンジン止まっちゃって、途中にフィルター付けてる人、見えるガソリンがボコボコしてた!

そんな経験ある人いません?

 

耐熱カバーで対策です。最近は国産車用のものがお気に入り。

 

 

そしてリクエストの異音、信号待ちでゴドンゴドンと体まで伝わる振動、これはコンペンセーターだ!

と予想しましたが、ディスク異常なし。ただ、ナット部分に空回りの跡があり。

ここはネジでガチッと締め付けてあるのではなく、なんとなく挟まっている感じ、それが摩耗してさらに抑え込みが弱くなって空回りすることで異音が出ていたようです。

部品交換でもいいんですが、アメリカ部品待ちが嫌なのと、自分の精度を信用して加工。

異音ばっちり直りました。

さらにこの場で出来ることを。スターターはたまに空回りするのでギヤ加工。そんでグリスアップ。これだけでも全然違うはず。チェーン調整もしました。

シートもガッタガタでこんなもんですよ仕様なのでシート固定用にカラー製作。

こんだけ長穴なのに位置あってないのでステーも作り直し。

キャブのステーとかもやりました。いろいろ動画にビフォーアフター詰め込みました。画像少し粗くなってしまいましたが作り直す気力なし(笑)すいません。バイクはバッチリバチバチの仕上がりです。

加速、始動性も格段に向上、オーナー様初めてキックで始動出来ました。

納車後、「異音もなし、バイクが速い、これからはショベルが楽しめそうです!」とうれしいコメント頂きました。ご依頼ありがとうございました!

ショベルのクラッチ

エンジンかかりません。。。ということでお預かりのショベル。

お電話では「キックが軽い」とのことでプッシュロッドかな~と想像してましたが預かってみると、原因はクラッチの滑りでした。(最後に動画あります)ショベルのキックスタート車両はキック→クラッチ→プライマリー→エンジンと力を伝えていきますのでクラッチもエンジン始動に重要な要素です。

この車両は一枚目写真の真ん中クラッチ調整ボルトをグリグリにねじ込んでいたのが滑りの原因でした。オーナー様に再度確認しますと、以前からギヤを入れるとクラッチを切っていても前に進んでしまう症状があったそうで、他店にて修理依頼されたそうです。これがショップの仕事とはがっかりです。

つまり直すべきはクラッチの切れ不良です。

切れ不良の原因は意外なものでした。新品のスタッドだと問題ないですが、車両のクラッチスタッドとディスクの入りが微妙に渋いです。(微妙なので普通に組むことは可能)

このためディスクの動きが悪く、クラッチを切ってもディスクが離れずに前進してしまうんですね。

でもなんで渋いんでしょう。。。

 

犯人はこの溶接修理です。スタッドの角度が溶接修理により僅かに歪んだのでしょう。原因がハッキリとしたのでハブスタッドは交換。いろいろ振り回されて長いことオーナー様を悩ませた問題もこれで解決です。

滑り気味で乗っていたことが原因でディスク、スチールプレートは摩耗大で交換。シェルも一番奥がかなり摩耗してしまいました。

裏技でスチールプレートを一番奥に入れてしまいます。シェルを交換せずにすむので費用を抑えることが出来ます。

ノーマルより一枚多くなりますのでシェル内のスペースやスプリングの組み合わせなどにより、出来ない車両もあります。

ロッカークラッチはいつものペダル高さとスプリングテンション変更、かかとガードも取り付け

この辺も一台一台ベストな調整が異なるので毎回、手間をかけて一番乗りやすいように製作しています。

さらなる安定を求めてSUキャブから持ち込みのCVキャブに変更、ステーワンオフ

NGKプラグのBPとBPRの違いは(R)R抵抗入りです。抵抗入りによってノイズを防止していますので、当店ではポイント点火車両はBP、ダイナSやその他電子メーターなど取り付け車両はBPRと分けていますのでプラグ交換。

ショベルのミッションは現代の自動車と違いノンシンクロミッションですので、シフトの際は乗り手が回転を合わせる必要があります。

 

クラッチの滑りはクラッチにマーキングをしてキックorセルにてクランキングすることで、セルフチェックが可能、動画は滑りが酷く一目瞭然ですが、微妙に滑っている場合でもマーキングするとわかりやすいです。

 

クラッチの切れが悪いとクラッチを切ってもクラッチプレートがグルグル回り続け、1速のシフトショックもガチャンと大きくなります。(勝手に進んでいかなければそれでも問題はない)

 

クラッチの切れが良いと動画のように勝手にプレートが停止します。ただ、これもひとつ難があり、停止した位置がギヤとギヤの歯が丁度当たってしまう位置ですと、一時的にギヤが入りません。つまり!クラッチの切れが良すぎてギヤが入らないという状況が起きます。

 

これは構造上のもので故障ではありません。(これを解消したものが現代の自動車に採用されているミッションのシンクロ機構)

 

簡単な解決方があります。

 

それはクラッチを切った直後、惰性で緩ーく回転している間にシフトを入れてあげればいいだけ。

 

本当はクラッチを切ったときに緩ーく回り続けているのがベストな調整ですが、オイルに漬かっているならまだしも、乾式のオープンにしてしまうとそこの微調整は狙って出来るものではありません。

 

クラッチの切れが良すぎても前述の乗り方で解決出来ます。ご自身のクラッチはどんな状態かセルフチェックしてみてください。

 

50歳過ぎてから初ショベルのオーナー様の為にクラッチ、キャブと乗りやすさを追及しました。ご依頼ありがとうございました!

免疫力

Cウィルスで世界が大変なことになってますが、まだ自分たちは平気と考えている人もなかにはいるみたいで、その考えが非常に危険だと感じでいます。

 

 

ウィルスは潜伏期間が1~2週間あり、現在の感染発覚数は1~2週間前のもの。つまり今日、お住まいの地域で感染者がいなかったとしても、1~2週間後にはどうなっているのか分からないわけで、爆発感染してヤバい!!ってなったときにはもう手遅れということです。

 

 

 

 

ワクチンもないわけでどうすることもできない感じがありますが出来ることもあります。

集団感染のニュースを目にしますが、その中でも全員感染するわけではなく、中には感染しない人もいますよね。その差はなんでしょう?

それは免疫力の差だと個人的に思います。

 

 

私自身、以前から風邪をひきやすい体質(生活習慣が原因)で年に2~3回ほど発熱で3日前後寝込むような状態でしたが、免疫力を高めることで風邪を引きにくくすること(風邪引くの2年に一度くらい)が出来ました。お役に立てるかどうかわかりませんがご紹介します。

まず、タバコ辞めました。もう五年ぐらいですかね。

毎日晩酌もしてましたが、最近では月に一度友人と飲みに行く程度です。

とにかく良質な睡眠をとることが大事で、寝る直前の飲食は寝ている間も消化活動で内蔵が働き続けるので疲れが取れません。飲み会の次の日の朝、お腹がとても空いている経験ありませんか?寝ている間もアルコールの分解で頑張り続けて、エネルギーを消耗してしまっている証拠です。

お腹がちょっと空いてるぐらいで夜寝る方が朝もスッキリ起きれます。

 

食後、眠くなるのも、消化で内蔵が頑張るので、体の方はちょっと休んどけ!という脳の指令です。眠らなくてもいいので30分安静にするのが良いです。食べてすぐ動くと、消化と代謝のオーバーワークで消化不良を起こします。

 

とにかく睡眠が大切ってこと。

でもなんか今日は寝れない。。。なんて日もあります。

横になって目をつむっているだけで体が休まるって聞いたことありますが、それはホントです。

体を起こしているときよりも横になっている方が重力の関係で、内蔵への血流が3倍に増え、回復が早くなります。

寝れないと辛い、と感じますが、理由がわかると横になっとこうと思いますよね。

 

体温も大きく関係していて1℃上がると免疫力が何倍?らしいですね。体温調整しっかりしてください。

 

あとは手洗い、うがいって当たり前のことですが、「うがい」はあまり効果的ではなく、最近の学校なんかじゃ「うがい」は除外されているそう。

 

こまめな水分補給(水が好ましい)5分起きぐらいに水を飲めば喉の粘膜を保護し、万一細菌を飲み込んでも胃で殺してしまうそうで、これは診療所のお医者さんがやっているやつです。

同じようにうがいを5分おきにはできないですよね~。

 

また、夕方や夜まで働いて、疲れてくると喉というよりか口の中が乾いてきます。 疲れやストレスが作用しているそうで、口臭の原因にもなるそうですが、口臭は今はどうでもいいとして、疲れてきた時ほどこまめに水分補給するのがいいですね。僕は夜、飴なんかよくなめてました。

 

わかりやすいよう理由も踏まえて説明しましたが逆に分かりにくいですかね?

 

あとはとにかく無駄に外出しないことです。

当店でもしばらくの間ご予約なしでのご来店はご遠慮ください。営業時間も変則に行きます。今は耐える時。

危機感をもって行動しましょう。

大切な命を守るために。

 

 

看板猫ナツキくんがガンになり、とても危ない状況でしたが、こいつはとても頑張りました。

 

まず、肺がやられ、次に心臓。助かる確率は1/10

人間同様、呼吸を奪われると数分も持たずに命を奪われます。治療しても助からないかも知れないと言われました。しかし治療しなければ確実に死。

 

 

 

奇跡的な回復です。本当にお前は凄い。勇気を与えてくれてありがとう!

 

業務連絡ブログ FLH その5

いよいよエンジン始動ですがその前に動画では説明しきれなかった部分を。

 

77y前期ショベルはリリーフオイルがキャップを通ってフィードにリターンするシステムで異常なし。

前期、後期切り替わり付近の年式は混ざっているものがあったり、人の手が加えてあったりで要注意です。

 

よく間違えるここのオイルシールは案の定、向き間違えて組んでありました。新品に交換。

こういう感じ?で裏向き?に組みます。よーく構造を理解していれば間違えません。長期保管後、始動時にブリーザーからオイルが多く排出される車両はここ怪しいかも。。。

不要なチェーンオイラー、ホースにネジブッコミ、バンド固定だとオイル滲むので確実にせき止めます。

印の部分、クラックというよりは元々の鋳物製造不良でしょうか。いずれにしてもこのクランクケースの大きい部屋はオイルリターン、小さい部屋はブリーザー排気という別の役割ですので、ここをオイルが通ってしまうと、ブリーザーからのオイル排出が増える原因に。

アルミ溶接からの面だし。

ガスケットも部屋が分かれているのには理由があるんですね。

タペットガイド、奥のガイドに削った痕跡があり。。。怪しいので組む時によーく確認が必要です。

なるほど、カムとの干渉の為ですね。ただ、削る位置がイマイチでクリアランスが微妙。

ギリギリですと、ガスケットの厚みの関係だったり、後の増し締めなんかでカムのクリアランスがなくなると危険です。

安全のクリアランスに修正しておきます。

なぜこうなったかはわかりませんが、もう50年以上前のバイクです。新車生産時に干渉、ファクトリーで組立時に修正してたとしても不思議ではないと個人的に考えます。今じゃ当然考えられませんが。

前回安物ガスケットが原因でオイル抜けしていたヘッド部、必ずファイヤーリングタイプを使用します。

点火もバラシてグリスアップ

オイルの循環もオーケー。

元々組んであった状態が正解とは限らず、確認、測定、調整に時間を費やし、組んではバラシ、3歩進んで2歩さがる。

何度やっても毎回全く同じにならないショベルモーターはとっても奥が深いです。

慣れない動画編集くたびれた(笑)

今回は遠方のオーナー様のためにと思い製作しましたが、動画は分りやすくて見てる人側は良いかもですね。

マンガ派よりアニメ派?みたいな感じ⁉

エンジンなんかは組んじゃうと中見えませんからねぇ。

そんな感じで動画はちょこちょこ作りたいと思います。

 

もうちょいこのシリーズ続きます。

 

 

業務連絡ブログ FLHその4

 

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