カテゴリー: 09y 250TR DFI
250TR CHOPPER 完結

フロントフォーク ブラックペイント オーバーホール

フレームブラックペイント ネック回りの補強も自然な造形で製作しました。ハーレーのデザインを参考。
足まわり系のペイントは使う塗料を変えています。飛び石に強い高強度なエナメル塗料、クリアの上塗りなしで奇麗な艶が出るのが特徴です。


カスタムしながら整備もバッチリ


クロームメッキ加工したパーツ

外装はウレタンのブラックペイント&クリアコート仕上げ タンクはメッキ加工のちにペイント塗り分け。
手間が掛かってます。

シート張りはスカンクさんにお願いしました。最高の仕上がり&座り心地です。

ここまで組めたら、細かい作業、ケーブル類や配線も一つ拘って製作していきます。
さらに全体のイメージが見えたのでワコンペイントワークスさんと打ち合わせながらレタリングを入れました。 

配線図と一週間ぐらいにらめっこ。出来る限り簡素化しました。
それでは動画でお楽しみください。
250TR DFI


マフラーは材料を組み合わせて径を45mmに変換してノーマルより太いマフラーにしました。

ラインに拘って一部手曲げで奇麗なラインが出るように製作しました。

取り付けステーとO2センサー取り付け穴

ノーマル雰囲気のライン+チョッパーと言えばターンアウトかな?と思い、ただ側方ターンだとつまらんなーと思いついた下向きターンを採用。
オーダーがフロントちょいロングであとはお任せでしたので、オーナー様の好みをいろいろ把握したのちに、カワサキトラディショナルチョッパーというテーマを立てました。
「もしもメーカーがチョッパーカルチャーに影響を受けて車両を作ったら」みたいな感じで極力カスタムしました感は出さないようにしつつ、チョッパーな車両を目指しました。よくわからんですね。

ナローピーナッツタンクはかっこいいけどガス量に不安があったのでサブのガスタンクを製作

プレス成型で強度が高い構造に。


取り付け部も補強&ラバーマウントの構造に。こいつはかなり時間かかりました。さらにポンプを使用してボタン一つでメインタンクへガスチャージする便利システムにしました。予備携行缶も注いだりするのが意外と煩わしいですから。

FIの250TRは燃料圧が上がり過ぎた時の逃がしをタンクにリターンさせる構造でタンク内に配管が巡らせてあります。
配管を上手く隠すのは難しく、スッキリしないのでだったら逆に外で目立たせちゃお作戦。
二個並んでいるのがインジェクターからのリターン。前方の一個がサブタンクからのチャージです。

シートはFRPで製作

メッキパーツをメッキ屋さんに出す前に磨きます。メッキは漬ければピカピカになるわけではありません。下地がピカピカに磨いてあるのでメッキをかけた時に奇麗になります。紙ヤスリの番手を80→120→240→320→400と徐々に細かくして非常に根気がいりますが、後悔しないようにここは丁寧に。。。
250TR DFI CHOPPER その2

この車両のためのスペシャルパーツ。図面制作からすべてオリジナル。

計測。追加工は自社で。

シートレール加工。定番とはちょっと変えて

ラバーマウント方式のライトブラケット製作

鉄粉は友達。。。カッコ良くなるでしょうか。。。。
250TR DFI Chopper

フルカスタムのご依頼です。250TRのインジェクション車。 すでにノーマルではありません。まずは全バラです。
フロント回りと普段扱いなれていないFIをどう処理するか?がこの車両のキモだと勝手に考えました。
まぁ車両を見てみないとよくわからないので配線やら、燃料システムやらを確認しながら分解していきます。
配線が予想以上に多くていきなり頭を抱えてます(笑)

同時進行で足まわりの準備を。
はいそのF回り。今回はオーナー様の希望でFロングにします。
250TR用のFフォークをロングにするキットがあるらしいのですが、それじゃ面白くないので、オフ車のF回りをごっそり使用しちゃおうかといろいろ考え中。

リムはアルミリムをポリッシュ。
サラッと1本につき丸一日作業。

ベアリングは交換です。

ハブとリムの一部をブラックペイント。おしゃれだと思います。写真がぼけてますが。
フレームは定番のガゼット除去とシートレール加工。
一旦仮で組んで確認。地味な作業が続いてましたがここまでくると一気にテンション上がる⤴