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2024.05.14

スプリンガーフォークにディスクブレーキの時の修理は 部品交換だけで終わらせない

Fブレーキパット交換&ローター交換のつもりでお預かりしましたが、

 

ロードホッパーに採用しているブレーキです。↑今回はこちらに変更します。
今のところ安定して部品供給がある(←コレ大事)のと性能も勿論◎です。

(私の尊敬するマルチMCさま、動画お借りしました(^^♪)

参考動画をご確認ください。キャリパーとトルクロッドの位置関係が重要です。
74スプリンガーは本来ドラムブレーキです。

ドラムブレーキ用のタブにそのままディスクブレーキを取り付けると上の動画のようなブレーキ時に車体が浮き上がるトラブルを招いてしまいます。。。(これ走行中ですとかなり怖い)

 

↑このようなブレーキタブを使用して適切な位置にタブを溶接取付します。(塗装が剥がれるのでタッチアップペイントで対応します)

このような修理案件のためにリバーブさまがオリジナルでタブを作ってくれていることも感謝です。

 

 

元々ついていたブレーキは限度を超えてベースプレートで削ってしまっていました。

ただ、こういうケースってリアブレーキに問題を抱えている(効かない)のでフロントを多用していまう、などの場合があります。根が深いですが、リアブレーキ周りは次回の課題としましょう。

 

ブレーキは簡単に交換というわけにはいかず、寸法など確認してカラー製作

溶接完了〇

位置関係が変わるため、トルクロッドは長いものを製作

ピシャっとなりました◎

ブレーキフルードも入れ直して完成です。

一番大事なブレーキは機能のことも考えながらカスタム出来たらなお良いと思います♪

ブレーキシステムの交換だけでは余計に飛び跳ねるブレーキになるところでしたが、タブの移設により、しっかりとブレーキ時に沈み込み、安定してブレーキが掛けられるようになりました。

これからも当たり前のことをコツコツとやっていきます♪今後ともよろしくお願いいたします〇